2022.07.19

東鈴紙器が「かながわ経済新聞」に掲載されました。

2022年7月号の【かながわ経済新聞】に東鈴紙器(相模原市中央区小町通)が紹介されました。

■【産業あるある情報】東鈴紙器

段ボール、個人向けに特注
東鈴紙器、専用ページ開設で需要を開拓

 段ボール製造、東鈴紙器(相模原市中央区小町通)は、個人向けにオーダーメード段ボール箱の製作事業を開始した。フリーマーケットアプリやインターネットオークションの普及などで、個人間での売買が増えてきたため、規格品にはないサイズ・形状の段ボール箱に対する需要拡大を見込んだ。1箱単位からでも製作し、量産対応も可能という。


 専用ホームページ「オーダーメイドのダンボール箱」(ordermade.toureishiki.co.jp)を開設した。
一般的な「ミカン箱」タイプから「メール便段ボール」「板段ボール」などの種類があり、そこからサイズや厚さを選ぶ。企業ロゴマークも入れられる。
サイズ感が分からない場合や、オリジナル形状の段ボール箱を製作したい時は、メールフォームか電話などでイメージを伝えると、営業が親身になって対応するという。

個人間取引時の包装箱のほか、引っ越し時にジャストサイズの箱がなかったり、急に段ボールが足りなくなったりした場合も想定する。完全オーダーメード品は、ある程度の納期が必要になるが、規格品は在庫があれば午後2時までの注文で即日出荷する。
なお、同社は自動車部品など工業製品輸送用段ボールの製造販売が主力の企業。今回、対象をBtoCに拡大した新事業を始めたことで「段ボールの新たな需要がどこにあるか、ニーズも探りたいです」(鈴木和弥社長)としており、同事業だけで初年度1000万円ほどの売り上げを見込んでいる。

 

(かながわ経済新聞2022年7月号8面掲載)

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