(株)ワード技研が「かながわ経済新聞」に掲載されました

2020年10月号の【かながわ経済新聞】に(株)ワード技研(相模原市中央区清新8-18-9)が紹介されました。

■【産業あるある情報】(株)ワード技研

設計図なくても「複製」可能に ワード技研、リバース技術も拡販へ

 ワード技研(相模原市中央区清新、042.775.7810)は、三次元(3D)リバースエンジニアリングの技術を拡販する。設計図がなくても現物さえあれば、それを3D スキャンにより測定し、加工データ化する。絶版となっている工業製品のほか、イベント展示用のフィギュアやオブジェの複製など、幅広い用途を見込んでいる。

 部品やプレス金型の設計を手掛け、大手自動車メーカーと直接取引する企業。2000年の早い時期から三次元CADを導入。現在では計39台を保有し、非接触型の三次元測定機(3Dスキャナー)も2台持っている。これらの設備を使ってリバースエンジニアリング事業を展開する。

 スキャンできるのは、最小で直径3ミリからで、最大だと5メートルにおよぶ大型部品も可能。現物を引き取ってからスキャン・測定し、最終的には「加工データ」として使える三次元CADデータを提供する。高精度で測定するため、細部にわたり再現する。

 また、同じサイズで複製するだけでなく、例えば小さなフィギュアをスキャンし、それをイベントなどで展示する大きな人形の製作用データに変換することもできる。

販売目的のコピー商品はNG
 ただ、依頼を引き受けるに当たり、完全なコピー商品の製作目的ではないことや、人体に関わる医療器具関連ではないことが条件。「何のために利用するのかをしっかりとヒアリングしてから、それに応じたデータを提供します」と川井聡常務は話す。納期は2日~1週間程度。

 「世の中には必要ですが、数に限りがあって消滅しそうな部品や、残しておきたい文化財など、たくさんの用途があるはずです。それを探っていきます」(川井常務)としており、1年後に同事業の売上高比率を20%程度まで高めたいとしている。

(かながわ経済新聞2020年10月号7面掲載)

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