大島機工(株)が「かながわ経済新聞」に掲載されました

2020年1月号の【かながわ経済新聞】に大島機工(株)(相模原市中央区田名2242-3)が紹介されました。

■【産業あるある情報】 大島機工(株)

見積もり作成時、赤字防ぐ 全製品の製造原価見直し 脱どんぶり勘定を実現

機械加工の大島機工(相模原市中央区田名、TEL042.761.6170)は”脱どんぶり勘定”を実現した。単価や数量で、お客さんに提出する見積もりと、実際に受注したときで大きな差異がある場合、警告するシステムを導入。全製品の製造原価の見直しも進めた。これにより収益性が大幅に改善したという。

材料費や人件費が高くなるなど、以前と比べ経営環境が変化しているものの、部品の加工単価は変わらない。しかも「部品を1個生産するのも、100個生産するのも、段取りの手間は同じです。これを同じ単価で受注していたら利益が出ません」と山口伸治社長。

そこで「勇気を持って臨みました」と、数年前から取引先に対し粘り強く交渉。単価の見直しを求めるとともに、社内では生産管理システムに新機能を追加した。

お客さんによっては、同社への見積もり依頼時に希望する数量・単価を伝えても、実際の発注では数量に大きな差異があることがある。「100個で見積もってほしいと言われても、10個しか注文が来ないケースがあります」(山口社長)。こうした仕事は赤字案件になる恐れがあるため、システムの機能で警告。お客さんに再交渉するきっかけとしている。

こうした取り組みにより、年率3%以上の付加価値額と年率1%以上の経営利益の増加を実現。県の「神奈川がんばる企業」にも認定された。山口社長は「景気変動に左右されない企業体質を構築したいです」と話している。

■専用ライン新設
なお、同社は多品種少量生産を強みとし、建設機械のシリンダー部品などを手掛ける企業。2019年12月には生産設備2台を新規導入し、シリンダーヘッドの専用ラインも新設している。

(かながわ経済新聞2020年1月号6面掲載)

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