(株)小池設備が【かながわ経済新聞】に掲載されました

平成29年11月号の【かながわ経済新聞】に
(株)小池設備 (南区西大沼1-18-2)が紹介されました。

■【産業あるある情報】(株)小池設備

夢を語れる職場へ

社員採用や定着で独自手法

人材が集まらない、チームワークに欠ける、離職が止まらない…。中小企業の社長にとって常に頭を悩ませるのが「人の問題」だ。こうした問題に対し、小池設備(相模原市南区西大沼、TEL042.754.8181)は一つの答えを出した。キーワードは”夢”。社長や社員が夢を大いに語れる職場に改革することで、次々と障壁を乗り越え、成長企業へと変えた。

■独立前提の社員採用

社員36人(うち22歳以下が8人)の水道設備業。毎年、工業高校などから新卒数人を採用しており、建設業界が抱える人手不足とは無縁だ。「だいぶ前に求人広告はやめました」と言う小池重徳社長だが、人が集まらない中で、コンスタントに採用に成功しているのには理由がある。
年間を通し、自らの足で全国の工業高校を回っていると言う。年平均20校。「先生たちと会って、当社を理解してもらえば、先生が(人材採用の)営業マンになってくれます」と小池社長。北海道から沖縄まで訪問した高校は延べ160校に上る。
数年前から始めたのが、最短で6年での”独立開業”を前提とした社員採用制度。入社後に職人として一人前になってもらい、独立する際は、経理や営業先などの面倒もみる。
「最初から独立しようと思って入社する人は、仕事に対する意気込み、一人前になるまでのスピードが違います」と小池社長は話す。たとえ独立して巣立っても、在籍期間中は、仕事を早く覚えて一生懸命にこなすので、会社としても損失にならないと言う。

「小粒でもキラリと」

■「夢会議」で士気向上

社内では月1回、社員5人と「夢会議」を開いている。小池社長がファシリテーター役となり、各社員が、自身が抱いている夢を発表。実現に向けて全員で議論する。夢はプライベートでも仕事でも何でも良く、数の制限もない。
「本人の夢をつぶすのは簡単です。『お前には無理』の一言で終わります。しかし、夢を社員全員が知っていて、応援するようになれば、社内の雰囲気は変わります」。実際、夢会議を導入してから、社員のモチベーションやチームワークが明らかに変わってきたと言う。
小池社長は原則、社員を叱らない。「一つのことを叱ると、それ以降は本人の悪い部分にだけ目が向いてしまいます」というのが理由。むしろできている部分を見つけ、それをほめ、朝礼で全員に報告する。「できないことより、できることに着目し、それを伸ばしてあげれば、他の部分も自然に伸びてきます」と言い切る。

■自分を変え会社を変える

今では離職者ほぼゼロの同社だが、以前は離職率の高い職場だった。社長になって16年。父の跡を継いだ当初は、古参社員などの離職が続いた。どうしたら離職を止められるのか―。たどり着いた結論が「自分が変わるしかない」ということだった。「自分を変える=習慣を変える」と捉え、出社時間を午前5時に変更。コーチングやカウンセリングのスキルも身に付けた。
会社の規模拡大は望まない。「小粒でもキラリと光る会社になります」と小池社長。目指すは社員全員の夢の実現だ。

(かながわ経済新聞2017年11月号8面掲載)

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